昔、独りの人有りて雪山(せっせん)に住みき。名付けて雪山童子と云ふ。薬を食い菓子(このみ)を取りて、心を閑にし道を行ふ。(略)其の時に、仏、世にい坐(ま)さざりしかば、雪山童子普く大乗経を求むるに、能はず。 「諸行無常、是生滅法」と云ふ音(…
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