他者の顔
その他者性を通じて、その異邦性そのものを通じて、どこ
から由来するのかわからない戒律を語るのである
(レヴィナス『観念に到来する神について』国文社)
『SELF AND OTHERS』は、
友人、家族、近所の子供
たちのさりげないポートレイトからなるが、
自己と他者が織りなす関係の網の目に
不意に生起する感情のざわめきが、
「ときには涙がこぼれる」ような光を放つ。
(帯の文より)
牛腸の友人、島尾伸三の
「照片雑文」★★
『生活』(みすず書房)
妻が出かけた日 そして、しぼみ、
牛腸の写真
(幼年の「時間(とき)」MOLE)
18年たち
女子高生ゴリコへと花開く
(しまおまほ 扶桑社)