ぶージーのこと2


ウガンダさんがなくなった

ホンジャマカの石塚さんが、これじゃ棺が小さすぎる

と、狭いところが嫌いだったウガンダさんを思い

そういっていた。



”何でも口に入れる”ぶージー



     (漫画はねこじるうどん2より)


「小さいときから一度も噛んだことがない」

ウガンダさんが師匠であった。


あろうことか、ウガンダさんがなくなった次の日

乾き物のいかを噛んだ。


歯が折れた。



そういえば、”ぺんぺん草”ECHOさんのことである。

メタボなのに甘い物を止めない。

抜歯されインプラントをすすめられる。

治療費は高い。

家族会議を開く。


 父「余命幾ばくもない。スイーツだけ食べて死にたい」

妻子「しっかり噛んで栄養つけて長生きしてほしい」


その晩、ECHOさんは、抜かれた自分の歯を眺めながら

自分が亡くなって、こんな骨になっても

子どもたちは父の願いの元

たくましく生きて行くに違いないと

独りごちたそうである。


そんな息子さん。大学を休学してペルーに行ったりしている。