一昨日のモノラル試聴会反省会の時である。
残りの日本酒も飲み干し、反省点も出尽くした頃
ebaponとぼうのちちさんは顔を見合わせ、
「でも、謎はサキコロだ」
当日、満を持してかけたオリジナル(2nd ニュージャージーアドレス)
国内盤との比較試聴である。SPはアルテックA5
もちろん、オリジナル盤の方が音は良い。
でも、かつて聞いた手に汗握るあのスタジオの緊張感が伝わらない。
まるせいごさんのいう、黒人の怒りが感じられない。
山口克巳さん。”円盤にすむ魔物の魅力に迫る”
同じセカンド盤を聞いて次のような感想を述べている。
ロリンズはこの曲を、この吹き方しかないという、迷いのない
確信に満ちたハリのある演奏でテーマがはじまる。
テナー・サックスの高域のビッとした音や中高域の割れる音もとらえられていて
スタジオの奥から戻ってくるエコーも時々入ってくる。マックス・ローチのドラムスは
シンバルにピントを合わせてあるのだろう、チャキ、チャリンとリズムを刻んでいる
音の中域が、ヒュルルン、ヒュルルンと聞こえ、空気を斬るフファッ、フファッという音も
聞こえてくる。(山口克巳『LPレコード新発見』誠文堂新光社より)
この部分が聞き取れなかったのである。
何故か? ネットワークを通したからなのか。
聞き取ることができた0塚邸でも、ebaponサブの604-8Gもマルチ再生だ。
追試が必要である。
(この件に関し、ぼうのちちさんがご自身のブログでレポートされるそうです)
↓ぶーじー
反省会は、はな虫さんのお祝いもかねて(喜寿だっけ?)シャンパンでスタート。
結局一時過ぎまで飲んでいた。