サキコロ問題 まだつづく


モノラル試聴会反省会の後、

マランツ7とマッキントッシュのC-22はそれぞれ持ち主の元に

引き取られていった。



気を利かせてはな虫さんが



アキュフェーズの第1号機(ケンソニック時代)C-200とP-300を

持ってきてくれた。ピッカピカで現役!(凄すぎ)


(またお堂で冷えたビールを飲みましょうね)





ところで、試聴会の時の話である。


セント・トーマスは何故かかけなかった。


(アミダ=マリアさまがセント・トーマスの曲を聴いたらどう思ったのかしら?)


で、かけたのが


You Don't Know What Love Is


名演中の名演だけれど、ebapon的にロリンズは何故にこの曲を吹いたのか、謎であった。


母の子守歌カリプソソング、クルト・ワイルの匕首マッキー


この辺は分かる気がするが


この曲は、でこぼこフレンズ


アボットコステロ



「凸凹空中の巻」の歌


もちろん、ロリンズは、この喜劇の挿入歌を思い浮かべながら演奏しているわけではない。

この映画と切り離され、独り立ちした恋のバラードとして歌っている。


でも、ロリンズと恋のバラード?


ブルースを知らない?


魂の煉獄?



ビリー・ホリディの晩年の切切とした歌なら説得力はあるが、

巨人とたとえられた大男が何故この曲を???


Modern jazz navigator の Nelsonさんの文章を読んで

腑に落ち納得した。





(ロリンズのこの演奏には)


ジョン・フォードアイルランドもの」

 で髭もじゃの大の男が

 一世一代の愛の告白をする場面に通じる、

あの爽快感があります」