図書館としての酒屋

先ほど親戚の葬儀から帰ってきました。

昨日行けなかった田染荘にちょっとだけ立ち寄りました。


一歩はいると、ebaponにとっては夢の世界が広がります。

何と言っても日本酒の品揃えが凄い。

店内は綺麗に掃除が行き届いており、陳列されているお酒もほこり一つついていません。

ご主人のお酒に対する愛情があふれております。

時間が無くて、ざっとしか品揃えを見ることしかできませんでした。

ワインセラーも充実しています。

日本酒の低温貯蔵庫もあります。新聞紙にくるまれ熟成を待っています。

連れ合いは、活性清酒が好みで、特にこの店オリジナルの

鷹来屋「おりがらみ」が大好きです。

(2月頃限定販売されます。店では−3度で保存されているそうです)


美丈夫の純米吟醸うすにごりを購入しました。



ebaponは、うすはり松の司グラス (5勺)を買いました。


ebaponにとって酒屋は図書館のような存在です。

時間をかけてひとつひとつのお酒の姿、ラベルを読み込みどんな味なのか思案します。

とても大好きなひとときです。


大分市内にも、日本酒の充実した店があります。

「酒の大平」(大分市中島)

日本酒も充実していますが、ワイン・焼酎もあります。

ただ、この店は、店主が酒飲みでないせいか、

酒を商品としてしか見ていません。

二年ほど前まで、ebaponはこの店を贔屓にして日本酒を買っていましたが、

ある時、いつものように、時間をかけてお酒を選んでいると、

店主がずかずか奥からあらわれ、

「あんた、何を買うのか」といいます。

「買うものがないなら、とっとと帰ってくれ」

と怒鳴られました。


商品としてお酒を買う人は是非この店をお選び下さい。

とても良い酒がおいてあります。