厨房で逢いましょう

原題は“エデン”

(場面のダウン症の娘レオニー役の子(本名も一緒)、いいねえ)


このままの方が内容的に頷ける気がする。邦題だと、同じドイツ映画で最近ハリウッドでリメイクされた

マーサの幸せレシピ」のノリのような感じがしてしまう。

まあ「厨房で逢いましょう」はリメイクされないと思うけどね。


ebapon的にはツボにはまった映画。

半ばまで、レイモンド・カーヴァーの「大聖堂」のような作品になるのかなあって期待したけれど

そういう展開にはならなかった。

それでも、ちょっとブラック・リアリズムがはいっていて

結末も、ヒロインの台詞から、こういう場面になるだろうなって想像ついたけど

そこまで、どう展開するかは、全く分からなくて、結構楽しめた。


(今度、ちんこを切除することになった研究仲間のボヤッキーn川君から、昔、映画「ディナー・ラッシュ」を勧められたことがあった。そのお返しにこの映画を推薦する。)



ところで、

137kgの巨体を揺らして疾走しながらの

主人公のモノローグ


「短距離なら豚はひとよりもはやい」



おもわず頷いてしまいそうだけれど、


「どうぶつのかけっこくらべ」を見てみよう



(チャイルド科学絵本館「なぜなぜクイズ絵本 どうぶつせかいいち」より)


正確には、「6歳の娘レオニーよりはちょっと速い」じゃないかな?