グリフィスとラクシャス

ponは現在、インド神話におけるラクシャス(羅刹)について、調べている。

ラクシャスはまた梵天の一として、仏教を護持養育していく存在でもある。

ラクシャス研究第一人者といえば

国際仏教学大学院大学の伊澤敦子先生


  黒ヤジュル・ヴェーダ・サンヒターにおけるラクシャス
  Raksasas in the Black Yajur Veda Samhitas

  祭式におけるラクシャスについての一考察
  On raksases in Vedic ritual

等の論考がある。

ponはインド神話上のラクシャスよりも

(日本仏教学会編『菩薩観』所収 杉本卓洲稿「本生菩薩の大乗化」より)

本生菩薩(釈尊の前生譚ジャータカの主人公)の大乗化に登場するラクシャスに注視している。



ところで、大乗の菩薩、龍樹はその生涯を自死で閉じられたとその伝記により伝えられている。

別伝では、

「非仏教徒なる南インドの王子の求めに応じて自らの首を切った」

ともいわれている。(杉本論文 出典は『大唐西域記』)


さて、復活したグリフィスに付き従う存在


夜魔ラクシャス



その目的は


ただ



(つづく)

(漫画は、三浦健太郎ベルセルク22巻』 白泉社より

 フィギュアの写真は株式会社謙信 ART OF WARシリーズより 部分)