教行信証の読み方2

ひたすら坂東本を臨書します。

親鸞聖人真蹟集成 教行信証 下)

真仏土巻は6,70ページほどありますので、

一日、二三枚ペースで行けばと思っていたのですが、

まだ半分もいっていません。

本当は、影印本を書写すればよいのですが

墨をとばすと厄介です。

真蹟集成も、件の金沢大学除籍本を使います。

カラー版をみると朱が薄くてよく分かりません。

真蹟集成は朱に補筆しているのかな。


ともあれ、臨書ですが

字が小さいのでよくわかりません。

大鏡でみながらとりあえず、ノートに写します。

汚い字で写していますが

筆の時はもっと丁寧に書きます。

(といっても、書はお見せできる代物ではありません)


真仏土巻」の正式名称は

「顕浄土真仏土文類五」です。

親鸞は、最初「顕真仏土文類五」

と書いて、後から気づき「浄土」を付け加えています。


尾題を見ますと、

と、朱で補記されています。

このことは何を意味するのでしょう、

って事を考えながら書写しているので

なかなかはかどりません。


発表は、7月3日なんですが・・・

こんなペースでどうなることやら。