ドアーズのジム・モリソン
すでにライブ活動を停止していた彼は、
著作活動に専念するため1971年3月にパリへ移り住んだ。
それまで身につけた贅肉をそぎ落とし
新たな出発を目論んだのかもしれない。
しかし同年7月、彼の死体はパリのアパートのバスタブで発見される。
27歳の時である。
ジム・モリソンが、それまでの衣装をすべて捨ててしまったように
ponは、いままでの仏教学に対する視点を一旦すべて捨てる。
27歳の時には戻ることは出来ないけれど
27歳の頃の体重まで身体を絞ることが出来た。
南の島に数冊のペーパーバックと一冊の仏教書を持って行き
読み始めた。
これから何十冊、何百冊、千冊になるかもしれない。
いま、ponが直面している批判対象の姿が
目の前にはっきりあらわれるまで、この作業を続ける。
まずはパーリ仏典
手始めに中村元個人訳を読む。
(pon所蔵の岩波文庫は活字が小さく読みづらいので買い直した。)
『ブッダの真理のことば・感興のことば』
『ブッダのことば』
『神々との対話』
『悪魔との対話』
『長老の告白』
『尼僧の告白』
『ブッダ最後の旅』
カート・コバーンのように
自らショットガンで頭を吹っ飛ばし
一足飛びにニルバーナへいくわけには
今はいかないのである。