"Between a high, solid wall and an egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg."
とてもすてきなたとえだけれど
ponは生卵がどうしても苦手で、高くかたい壁の向こうで投げつけられるのを避ける側に一票。
(あと、こわいのはキャビア 決して送りつけたりしないでね)
あまり父親のことを語らないムラカミさんだけれど
このエルサレム賞受賞スピーチでは触れられている。
昨年9月、90歳の父を亡くしたそうだ。
そのころ執筆されていたであろう『1Q84』には「父親の死」が描かれている。
その箇所はまるで、安岡章太郎の私小説を読んでいるような気がする。
(花はどうもありがとう。父に代わってお礼申し上げます)