(只今帰りました。
法務で大変遅くなりました。)
ponの住む村はもともと浜で塩田として栄えました。
1970年代の新産都計画で新日鐵を誘致し、皆入浜の権利を売ってしまいました。
権利を売ったひきかえになにがしかの現金を受け取り家作で生計を立てていましたが
その家作も老朽化し、維持できなくなっているのが現況です。
ところで、旧来の塩田は海水から真水と塩を分離する機構として
「枝条架」(流下式塩田)という仕組みを用いていました。
ところで水は気化するとき熱が奪われます。
その原理に着目し、100度になる源泉の温度を一気に
適温まで下げる装置として流用したのが
ひょうたん温泉のシステムです(写真参照)
なかなか良いアイデアですね。
別府温泉は世界有数の湧出量を誇りますが
十数年前の水不足時
ほとんどの温泉施設が休業に追い込まれました。
高温度の源泉を冷ますのには加水する必要があったのです。
その点、ひょうたん温泉のこのシステムは盤石です。
エコの観点からこのシステムは一押しです。
ところで、昨日紹介した「ひょうたん温泉」
(七階建ての高層建築)
は先の大戦で空襲の標的になるということで撤去されました。
残念ですね〜
ひょうたん温泉アルカイダにより爆破?)