ebapon、五戒にいどむ4 少欲知足編2

ラフロイグは数あるモルトの中でponにとって

最も大事なモノなんである。


なんてったって、開高健さんが一口飲んで

「スモーキー」っていったんだからね。


ところで、そのラフ。


最近、持ち味のヨード臭が薄れてきた感じがする。

サントリー系列になったとか(持ち株率は低いんだが)、

樽の良いのが無くなったとか云われているけれど

本当の理由は分からない。

スコッチの世界で、ヨード臭があまり歓迎されなくなったのかな?



まあ、スモーキーさは樽の占める割合が大きいんで、


どうとでも成りそうだ。


たとえば「クォーター・カスク」ってのがあって

いいフレーバーを醸しだせそうだ。





 工程

最初大きいので熟成

次に小さいので熟成

フィニッシュ



で、

小さいのがクォーター・カスク


大きいのは500リッター入るんじゃないかな。


数字で言ってもピンとこないだろうから


大きい方は「ぼうちちさん」4人分

小さいのは「ぼうちちさん」1人分


の大きさだ。


小さい方が、樽の設置面積が広い分、フレーバーの移りがはやく強い。

その分、酒は負けないよう度数を上げている。


先日、アップしたのはトリプルウッドで、


クォーター・カスクをさらに


シェリー樽で熟成

フィニッシュ



という工程を加えている



焼きの入ったバーボン樽のスモーキーさと


シェリー樽の甘さが加味された


逸品なんである。


(つづく)