pon地区伝説 掩体壕篇

広辞苑に載って無い言葉として

掩体壕」 えんたいごう

ってのがある。


ponの広辞苑は流石に古いので確認にはならないけれど

「掩体」はあるけれど「掩体壕」はない。

・・・・・

pon県では指定文化財までなっていて

史蹟として有名

先日、ぼうちちさんがブログでアップしていた

(ぼうちちさん「無断借用」すいません)

掩体壕」は宇佐市にあり、そこには

「宇佐海軍航空隊」があった。


本土決戦前までは「実用機教程の教育」が行われていたけれど

菊水作戦発令と共に、特攻隊の基地となった。


空襲が激しくなり、爆撃から特攻機を守るため民間人も動員され壕を作った。


コンクリの上は、土で覆われ、その姿はスモーキンをおもわせる。


巨大なのは「ワンショットライター」(一式陸攻)を格納したものだ。

(航続距離の長い一式陸攻はあの「桜花」を抱いて死出の旅に出たのだ

ponは右翼じゃないけれど「桜花」が大好きで、その姿を見ると涙が出る)

ちっこいのは零式艦上戦闘機

「ゼロファイター」を格納したもの。

写真の零戦エンジン部分は、戦後、杵築湾で網にかかったもの


ところで、零戦

三菱重工業が開発したが、半数以上は中島飛行機ライセンス生産した。


(pon祖父は戦時中、軍需工場を経営し

そのへんに絡んでいたらしい。)




つづく