(「素顔を晒しやがれ」とpon姉からいわれたけれど
これが限界かな。)
ニルバーナを聞いて元気が出たebapon
やがてストレッチャーで手術室に運び込まれた。
(室内には変なムード音楽が流れていてがっくり)
手術室に着くと、まず口頭で「名前」と「手術箇所」を伝える。
患者の取り違えを防ぐためだ。
実際、何組か同時に手術を行っている模様だ。
執刀医はすでに診察を受けていたので
初顔の麻酔医さんが挨拶に来る。
ここで、次のストレッチャーに載せ替えられる。
手を真横に広げ、頭を一段低くした姿勢をとらされる。
麻酔医が
「ebaponさん。いまから麻酔をかけます。
これが最後の話しかけになります。
次は起こす時ですよ〜」
で、麻酔の注入を待つebapon
「少しずつ眠くなるのかしら」
と思っていたら
なんの前触れもなく
●
周囲のざわめきが聞こえ始め
「ebaponさん」と声をかけられ目ざめる。
「それでは酸素マスクを付けます」といわれ
病室へ運ばれていくのであった。
(昼前ぐらいかな)
それから三時間、麻酔が覚めるまで絶対安静。
枕をしてはいけないらしくちょっときつい姿勢。
痛みはないけれど、ちょうど鼻とあごにパンチを受けたような状態で
鼻ものども血であふれ、げぼげぼ。息がうまく出来ない。
かろうじて口で息をしている状態。
(体温も下がっているので、電気毛布をかけています)
やっと三時間たち、酸素マスクをハズされた時は
のどがカラカラ。
連れ合いが、「何か飲む」と聞くので
すがさず
「」
「それはだめ」