ebaponダンボになる


buddhistyossin先生のビハーラ講演を末席で拝聴。

んでも、先生のご尊顔、よくよくみると怖い。


ところで、今日、この講演ともう一つ楽しみにしていたのは

先生と、古宮義武先生との実に35年ブリの再会。

講演会後、懇親会までの間、お二人の会話をこれまた拝聴。

お話がとても有意義であった。

話はとてもここではかけない、学内での派閥(学閥)諍いにまで及び、

なかなかおもしろかったが、やはり当時の学会の動向については学ぶことが多かった。

原始仏教アビダルマとの共存、分離

北伝、南伝アビダルマの学派

チベット仏教の擡頭。

などなど。

ponの関心のある後期唯識思想のとくに無相学派は学問の担い手がすくなかったことは頷けた。

buddhistyossin先生の仏教のバックボーンを知るには

この無相学派や

衆賢やアビダルティーパを読みこなしておかないととてもついていけない。

順正理論については、国訳一切経で読めるけれど

アビダルティーパはいったいどこでよめばいいのかずっとわからなかった

んが、立正大学の三友健容博士が、復元していた。

(buddhistyossin説にも言及されている)

古宮義武先生ご推薦は

並川孝儀先生の『スッタニパータ』

(岩波 書物の誕生シリーズ)

古宮先生は、ここに表された釈尊の輪廻観には頷けるそうだ

ponの宗教哲学上、釈尊の輪廻観、というより

のちの仏教徒においての受け止めとしてエリアーデ説を重視しているのだけれどね。

エリアーデについてはいずれまた)