青坊主のいる部屋2

「青坊主」と聞いて思い出すのが

背負うた子が石のように重くなる

漱石の『夢十夜』の一篇。


学生の時読んでから、何度か夢にまで出てきた

想いでの小品である。

夢にまで出てきたといえば

百鬼園こと内田百間

『冥途』

漱石夢十夜」へのオマージュ)

ponも「件」になって

困り果てた夢を見たことがある(笑


「件」は自分がそうなる話しで、姿を見ることが出来ないように

「青坊主」も背負うた子で、その重さしか知ることが出来ない。


いったい「件」も「青坊主」もどんな姿なのであろうか。