華厳関連本の蒐集はほぼ終わりましたが
関連論文となると全く足りません
急遽必要となった論文が掲載されている
塚本善隆の仏教史学論集を購入
学生時代、長尾 雅人 「, 一乗・三乗の論議をめぐって」(後に『中観と唯識』所収)をコピーした記憶があります
いちおう、収録論文を紹介しておきます
,『 仏教史学論集:塚本博士頌寿記念』 1961-02-08
出版社 塚本博士頌寿記念会
一 赤松俊秀「西方指南抄について」
二 荒木敏一「宋代科場に於ける佛書の禁」
三 安藤更生 「桂州開元寺の硏究」
四 安藤俊雄 「圓頓止觀の成立過程」
五 伊藤眞徹「淨土敎儀禮と法然上人」
六 今西春秋「MANJU國考」
七 入矢義高「徴心行路難―定格聯章の歌曲について―」
八 岩村忍「湛然居士文集札記」
九 上野照夫「彌勅像の圖像學的考察」
一〇 內田吟風「後魏宋雲釋惠生西域求經記考證序說
一一 惠谷隆戒「隋・唐時代の觀經硏究史觀」
一二 小笠原宣秀「高昌國の佛敎々學」
一三 小川貫弌「妙心寺春光院所藏 宋、本覺『歷代編年釋氏通鑑』の地位」
一四 小竹文夫「現代中國の宗敎政策」
一五 小野勝年「山東における圓仁の見聞」
一六 横超慧日「敎相判釋の原始形態―鳩摩羅什とその弟子をめぐつて―」
一七 荻須純道「關山禪師の生誕地について」
一八 長部和雄「善無畏を祖述せる一行の態度」
一九 愛宕松男「元朝に於ける佛寺道觀の稅粮優免について」
二〇 梶山雄一「ラトナキールチの歸謬論證と內遍充論の生成」
二一 春日禮智「南京の佛敎史蹟踏査報告 」
二二 春日井眞也「四頭獅子像冠柱飾四周に現われたる四獣について」
二三 香月乘光「鎭西聖光の淨土敎學における結歸一行說の成立と構造」
二四 木村英一「老莊の無と佛敎の空とについて」
二五 窪德忠「庚申信仰と佛敎―庚申寶卷を中心として―」
二六 倉田淳之助「大岳の翰苑遺芳と施注東坡詩」
二七 佐藤長「明の武宗の「活佛」迎請について」
二八 佐藤密雄「律藏に於ける受具(Upasampadā)について」
二九 佐伯富「近世中國における觀音信仰」
三〇 酒井忠夫「明末の紅封敎と梃擊の案 」
三一 三田全信「「知恩傳」成立攷」
三二 島田虔次「體用の歷史に寄せて」
三三 島田修二郎「喩彌陀思淨とその阿彌陀像」
三四 曾我部靜雄「宋代福州の佛敎」
三五 田中謙二「變文曲の一句法について」
三六 田村實造「康熈帝とラマ敎―カルカ部の歸屬をめぐつて―」
三七 竹田聽洲「蓮門精舍舊詞における現存淨土宗寺院の分布 」
三八 外山軍治「金代遼陽の渤海人と佛敎」
三九 藤堂恭俊「シナ淨土敎における隨逐擁護說の成立過程について」
四〇 中村元「シャンカラの唯識說批判」
四一 長尾雅人「一乘・三乘の論議をめぐつて」
四二 長廣敏雄「漢代の冢祠堂について」
四三 仁井田陞「唐の僧道・寺觀關係の田令の遺文」
四四 野上俊靜「元の佛敎に關する一問題―ラマ敎と漢人佛敎―」四五 日比野丈夫「妙峰福登の事蹟について」
四六 平岡武夫「白樂天の詩と臨安志―寺院を中心として― 」
四七 福井康順「法然上人の捨聖歸淨について―」
四八 福永光司「郗超の佛敎思想―東晉佛敎の一性格―」
四九 藤枝晃「敦煌出土の長安宮廷寫經」
五〇 藤吉慈海「ビルマ佛敎の現狀―第六回結集を中心として― 」
五一 古田紹欽「敎行信證の原型に對する一推論」
五二 牧田諦亮「劉晏の三敎不齊論について」
五三 松尾義海「ヨーガ派における無明について」
五四 三品彰英「新羅の淨土敎―『三國遺事』所載淨土敎關係記事註解―」
五五 水谷真成「漢譯佛典における特異なる待遇表現について―譯經語彙零釋之一―」
五六 水野淸一「バーミヤン石窟覺書」
五七 道端良秀「中國佛敎と奴隷の問題」
五八 宮川尙志「六朝時代の女子の佛敎受容について」
五九 宮崎市定「中國火葬考」
六〇 宮崎圓遵「本願寺所藏 善導源空親鸞三祖像について」
六一 村上嘉實「淸談と佛敎」
六二 森鹿三「亮阿闍梨兼意の「香要抄」について」
六三 毛利久「快慶の阿彌陀像」
六四 安居香山「漢魏六朝時代に於ける圖讖と佛敎―特に僧傳を中心として―」
六五 柳田聖山「禪門經について」
六六 藪內淸「唐代における西方天文學に關する二・三の問題」
六七 山崎宏「唐の道宣の感通について」
六八 結城令聞「觀經疎に於ける善導釋義の思想史的意義」
六九 吉岡義豐「敦煌本十戒經について」
七〇 吉川幸次郎「蘇東坡の文學と佛敎」
七一 小野川秀美章「炳麟の「演說錄」」
七二 貝塚茂樹「西周金文末尾の吉語について」
七三 揚聯陞「道敎之自傳與佛敎之自撲」
七四 ポール・ドミエヴィル「中國禪に關する敦煌發見の二寫本」
七五 レオン・ハーヴィツ「E・チユルヘル「護法篇」補考」
七六 ワルター・リーベンタール「一心法」
七七 足利惇氏「Kalpokta‐mārīcī‐sādhanam とその漢譯」
七八 羽田明「倭里汗の亂の一史料」
七九 服部正明「ディグナーガ及びその周邊の年代―附『三時の考察』和譯―」