一応、ponの守備範囲は院政期までなんだが、
日蓮関連や、覚存二師の問題もあって
すこし時代が下がる
んで、この本どっかで見かけたものの
品切れ状態で,なかなか手に入らなかった。
ということで、収録論文紹介
六角会館研究シリーズⅣ
林智康編『存覚教学の研究』
第一部
一 川野寛 「存覚上人と法華ー日蓮宗徒との対論を中心にー」
二 高瀬大宣「『法華問答』の成立時期について」
三 北村文雄「存覚の二諦観」
四 北村文雄「存覚と錦織寺」
五 福田了潤「存覚の証果論」
六 平井幸太郎「存覚上人における証果論」
七 赤井智顕「存覚における隠顕義」
八 龍口恭子「『存覚法語』の構想ー唱導の説法との関連からー」
九 西原法興「伝道者としての存覚上人」
十 真城信「覚如と存覚における善知識観」
十一 吉田唯「『諸神本懐集』におけるアマテラス像ー『神本地之事』との比較を中心にー
十二 林智康「真宗における神祇観ー覚如・存覚・蓮如を中心としてー」
第二部は存覚の著作解説編です