劇的びとう

うーーん。この題を見ただけでパソコンを閉じる人が約一名

・・・・・

で、

さぼさぼ君

あう人ごとに、

自分自身の「他者に対する邪見驕慢心」をいっている。



ある日、深刻顔のさぼさぼ君


「ponさん。げんちょーききますか」


「へっ?」


「実は幻聴がきこえるのです」


「ああ、幻聴ね」


「どうしたらいいでしょうか?」



「・・・・・・

 ああ、そうそう

 贅沢びとうさんも一時期幻聴で悩んでいたから相談してみたら」


 と、いつも責任転嫁のponである。


で、後日


「ponさん。幻聴の理由が分かりました。

 自分の邪見驕慢心が原因です」


ああ、そうわかったならそれでいいじゃん


 と、無責任なponである。



で、さぼさぼ君が何かを相談するときは、何かトラブっている時である。

「何か、奥さんから怒られた?」

「・・・あの、じつは先日コンビニで車をぶつけてしまって、家内からさんざん怒られました」



そういうことね。


「ああ、でも故意にぶつけた分けじゃないから余り気にしなくて良いよ

 それから事故は不注意からであって、驕慢心からおこすものではないよ」


「ありがとうございます。故意にぶつけた分けじゃないんですよね


 故意にといわれればそこから逃げたこと・・・」



あわわわわ



で、後日


贅沢びとうさん


 「ponさん。さぼさぼ君から『幻聴の対処法』を聞かれたけれどどういうことですか」


 「えっ だってあれだけ幻聴に悩まされていたじゃないですか」


 「・・・・


  ponさん。


  あれは幻聴ではありません。




  私の『心の叫び』です」