点滴とおかゆな日々

24時間ぶりの食事は、やわやわなおかゆ

(徐々に固めになっていきます)

傷口はふさがっていないし、血を抜くためにストローが差し込まれたままです。

おなかがすいているので、ばくばく食べたいのですが

口が開かない

おかゆ十粒ぐらいを箸で口の中に押し込むようにしていただきます。

夜から、また点滴

ちょうどCD一枚聞ける時間なので、看護婦さんが来る前に選曲しておきます。

(この日は、ニール・ヤングのハーベスト)

毎日担当の看護婦さんは変わります。

もちろん、きれいな方がくるとうれしいのですが、

容姿よりもやはり「ウデ」

点滴の針を刺すのがうまい看護婦さんが一番ですね。


ひとり下手な子がいました。

「痛かったら痛いと言って下さい」

「痛いです」

針の具合を見て、

「大丈夫そうですね。また痛くなったら呼んで下さい」

(いや、だから痛いんだけれど)