英単語1万5千語

pon県でハーバード大学に合格した娘さんの話題が出ている。

すでにバイオリニストとして頭角を現し、カーネギーホールの演奏会に招待されるほどの腕の持ち主である。

そんな子がなぜハーバードを選んだのか、また選ぶことが出来たのか。


一応、県下トップの名門校の生徒さんである。

公立高校なんだけれど、

東大合格者を10人ぐらい出す全国でも知られた進学校だ。

この子は、とくに進学塾には通っていない。

とにかく、アメリカの風土や文化に圧倒され、留学の意志を持ったそうだ。

母親や、ALT(役に立つ時もあるのね)に英語を習い、その他の教科は課外授業でこなしたそう。

試験は、国内でも行われている全米大学適性試験を受験したそう。

その中で、彼女が語った

「英単語1万5千語を覚えなくてはいけないことが一番大変だった」

ということに興味を持った。


1万5千語


これは英検1級クラスの語彙数だ。

普通、高校までで習う英単語は2900語ほどだそうである。派生語を含めればもっと多いだろうけれど

こんなんじゃ何の役にも立たない。


会話等の音声文字数は1万4千語ほどで困らないそうだ。文字だとそれでは足らず、教養書となるとその倍はいる。

まあ、英検1級クラスで、ニューヨークタイムスなどの主要新聞、雑誌など難なく読めるのだけれど

それはアメリカの普通の大学生レベルだ。


ともあれ、英検1級クラスは最低スタートラインということになる。


pon娘には多読をさせているけれど、多読の語彙獲得数は知れている。

酒井邦秀さんによると、英語圏の児童は、だいたい100万語読むごとに、1000語ずつボキャブラリーを増やしているそうだ。

1000万語よんでも、せいぜい1万語なんですね〜

まっハーバードに行かせるつもりも、その能力もないので、のんびり多読を進めていきます。