青坊主のいる部屋3

青坊主(一つ目入道)は比叡山に伝わる七不思議のひとつ

「一眼一足法師」に由来すると言う。

怠け者の修行僧を一眼でにらみつける妖怪だが

叡山18代座主良源の生まれ変わりといわれている。

(良源は俗っぽいので、その弟子尋禅の生まれ変わりだと、ponはおもう)

良源というと、われらが源信のお師匠さんで

(のわりには、源信はなにも言及していないな)

「九品往生義」などで知られるが、一般にはその名を聞いても

ピンとこない人が多いだろう

一般には「元三大師」(正月三日に亡くなったので)や

おみくじの発案者

もしくは

厄払いの護符

「角大師」でよく知られている

で、このお化け

叡山の総持坊に出没したそうである。

(総持というから台密系だろうな)

叡山学院の武覚超先生の御著書で確認すると

山東塔、根本中堂(一乗止観院)のすぐそば

北谷にあるようだ。(53番あたりね)

総持坊には今もその図絵が残っているそうである。