前に紹介した海野孝憲(うみの・こうけん)さんの『世親の浄土論と瑜伽行唯識』
インド後期唯識のラトナーカラの研究者であり、その立場から
小谷さんや、大竹晋さんの批判をしている。
「『無量寿経論』はあくまで『大乗荘厳経論』『摂大乗論釈』などの世親自身の著作を基に研究されるべきだ」と
大竹さんは言っていたけれどね(笑
海野さんは「いのち論」批判で知られているが、
ponは
松本史朗批判関係で、『インド後期唯識思想の研究』を読んだのが最初だ。
上の本は小著で十分意を尽くしていない感じがあったが本格的な論書
『浄土論の唯識思想』っていうのが出ているそうだ。どうも海野さんの嗣講論文だそう。
うーーん ponにはとても歯が立ちそうにないけれど、一応読んでみるかぁ