ponが注目している女優に
ジュリエット・ビノシュがいる。
(写真は、彼女の大ファンである倉hさんに借りた、キェシロフスキ・コレクション2「トリコロールセット」
京都からの帰りのJRで観ました。)
彼女の存在を知ったのは
ponの好きな
ミラン・クンデラやマイケル・オンダーチェの小説の映画化によるものであった。
最初に観た『存在の耐えられない軽さ』での主人公テレザの演技には惹かれるものがあった。
(pon的には『蜘蛛女』のレナ・オリン演じるサビナには共感するものが多い)
もし現在の彼女が、『存在の耐えられない軽さ』を演じるのであれば、サビナこそ適役な気がする。
彼女はどこかでこんなことを言っていた。
「映画にとりわけ愛情があるわけではないけれど、他者に対して、あるヴィジョンを持っている映画作家に対して熱い思いを頂いています」。(ユーロスペース)
ゴダールから始まり、恋仲にもなったレオス・カラックスの作品。
侯孝賢の作品にも登場している(これは違う監督へのオマージュだけれど)。
いろいろ観てきたけれどやはり
ponとしては、イングリッシュ・ペイシェントと『存在の耐えられない軽さ』の女優としての評価にとどまりそうな気がする。
(キェシロフスキについては次回)
(マニアックな倉hさん。ビノシュに注射されたいだろうな。