スーパー・フライ!

kenmihokenmihoさま語で

「超はえ〜」


いや、昨日の地元の車いすラソンのことである。

ponちの近くがゴールなんである。


だから当日は交通規制で陸の孤島化するんである。

昨年は、葬儀があって、なんとか無理を言って車を通してもらった。


今年も綿密な計画を立てて、法事・葬儀を乗り越えようとしたんである。


で、寺で法事。

あちこちでお巡りさんから、「ばつ(通行止)」されながら

めげずに時間通り寺に戻る。


「ふう」


と玄関を開けると誰もいない。


電話で、


「交通規制で寺に行けませーーん」


30分遅れでやっと皆集まる。


読経


(その後葬儀が迫っているので、すこし急いでいる)


法話


終わって急いで葬儀に出ようとすると

門徒さんから

「住職さん、納骨、納骨」


あわわわわ

・・・・・


毎年、こんな調子で、車いすラソンはゆっくり観戦したことがない。


で、pon娘


居間でビデオを見ながら宿題をしている。


「おい。号砲が鳴ったぞ。見に行かないのか」


「雨で中止でしょ」


「だからスタートの号砲が鳴ったっていってるんだ」


「あっそうなんだ。でも雨だし・・・」



で、おもむろに写真を出して


「この写真は誰にもらったのか」


「あっ車いすのおじちゃん


 富士山見に来てねっていっていた」


「おまえ、応援するって言わなかったのか」


「・・・・・・」


で、おもむろに新聞をひろげる


「道路から応援しますっていったのはお前だろう」


「あっそうなんだ」


そうなんだってお前・・・・


富士山の写真をくれたおじさん


雨の中、あの女の子が一生懸命応援していると思って


走っているんだぞ・・・・