浄土にて待つ

大先達の葬儀(門徒葬)に参る

五十年連れ添った坊守へ、

もはや言葉を発することのできない

住職の病床からの最後のメッセージ


自らを指さしその指を空高く差しのばした


「浄土にて待つ」

だから、お孫さんの弔奏は

天高く響き渡る





現在、ponは静かにminimaでヴァイオリンを聴いています




R.I.P