コクリコ坂から


pon娘の夏休みはキャンプから始まった。

元気に帰ってきたのは好いけれど、ちょっと虫に刺されかぶれている。

皮膚科で塗り薬をもらって養生していたけれど

どうも夜通し痒がり、突然起きて

「お父さん、指が曲がらない」


ってよくみると、両手がグローブのように腫れ上がっている。

あわてて医者につれていったけれど

「あらま」っていわれ、飲み薬を貰い帰された。


薬が効いてきてすぐ腫れがひき、ほっと一息。


さて


キャンプが済むと、上娘は毎日塾通い。

お父さんとせっかくの夏休みを過ごせない。

ということで、

ジブリ映画「コクリコ坂から」を観に行った。

宮崎吾郎監督ってのが少し引っかかったけれど

脚本が宮崎駿ならばまあいいかなってのと

(このへん、NHK総合で、8月9日「ふたり」と題して放送されます)

「手島葵」が歌っているならってことでちょっと期待して観に行く。

いやはや、とても良くできている。

原作の漫画と違い、登場人物みんな純粋まっすぐ「ジブリの子」になっている。

時代背景がponの生まれた頃なんで、何かとても懐かしい。

んだけれど、謄写版とか、黒電話を娘に説明しなけりゃならないのには参った。

コピー機がないからしかたないよね」とかいっているし。



話は「メロドラマみたい」ではなく、すこしひねっていて

そのへん小学校4年生にはのみこみにくいものもあったけれど

とても楽しめたみたい。


「おまえ長女のくせにちっとも海みたいじゃないな」

っていったら

知らん顔していた。