DOOM あるいは凡夫、ゆきやすき道

写真は「DOOM3」(+RESURRECTION OF EVIL)


クリーチャーがゾンビ化してる。サイバーデーモンまでも。

モニターにちらっと顔を覗かせているインプ

ちょっと強くなっているけれど、嫌な感じはなくなっている。


「へんっ、お前なんか怖くないさ」


ところでDOOMにはチートコードがあって、そのコマンドを打ち込むと

体力回復したり透明になったり、はては無敵になったりする。



同じFPSのシリアス・サム

Tシャツとジーンズ姿でお気楽に戦場に向かうサム。

きっと冬場では無敵だろう・・・


ゲームは戦略も謎解きもなく、ただひたすらスターシップ・トゥルーパーズ

ように押し寄せる無数のクリーチャーを小重火器で蹴散らしていく。

とはいえ、限りある武器と弾薬。旧日本軍のように、弾の残りを把握していかないと

命取りになる。


ところで、シリアス・サム

序盤まで、限りある弾薬を節約しながら進んできたのだが

いきなり、丸腰にされる。

押し寄せてくる群賊悪獣にどうやって立ち向かえと言うのか。

DOOMとちがって、こっちにはチートコードは無い。


そもそも、こんな酷い戦場に丸腰で放り込むのは、


鬼軍曹



藤場俊基しかいない。



鬼軍曹「きみ、ただ決定してこの道を尋ねて行け、必ず死の難なけん」


ebapon「あの、みんな襲ってくるのですが」


鬼軍曹「もし、とどまらばすなわち死せん」


ebapon(「あなたに撃たれるのね・・・」)


(外野の声「チートコード、チートコード」)


ebapon「おお、チートコードあったのね

  ええと、なんだっけ」


(外野の声「南無」)


ebapon「南無?、あっ、そうそう


   南無妙法蓮華経〜」



(つづく)