工場見学



法事を終えたpon家とミノール酸ら一行は

pon県南にある栄螺の缶詰で有名な太田缶詰工場へ向かった。

駐車場に着くと

さっそく出迎えてくれたのは

惣一郎のように「ばう ばう」吠える

セントバーナード三頭

(前回来たときは、ドーベルマンだったような・・・)

何故か、同じ檻の中にパピヨンがいて

こいつも一緒に吠えている。

こころもち柵がひくく

犬好きのponもちょっと近づけない。


初老の男性が玄関口でお出迎え

事務所の二階にある洋風の応接室へ案内してくれる



100年前にたった洋館である。

(工場は弘化三年(1846年)創業)

天井には

鏝絵(こてえ)がほどこされている。

件の男性が

主商品の

栄螺の缶詰を熱く語り

栄螺の貝殻を利用した貝ボタンの製造を綿密に語る。




貝殻好きのpon娘は一生懸命聞いているので

男性も

「嬢ちゃん、貝殻好きなら栄螺の蓋をあとで沢山上げよう」

と約束。

で、いよいよ次は

母屋へ案内

天井の高い聚楽壁の和室である。

蛍光灯も、空調もなく、広く開け放たれた空間は

暑熱を感じさせない心地よさがある。

造りも調度もこっていて

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というか、皆料理に目がいっている

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