父親の車の車検代を支払いに行くebapon
○が四つ並んだ車屋の受付嬢に
「ponだが親父の車の代金を払いに来た」と告げ
ポンとカードを置くpon。
「しばらくお待ち下さい」
と端末を叩く受付嬢。
ぱちぱちぱちぱちぱち
ひたすら叩き続ける
で、携帯で電話をかける
上司らしき人が来て耳打ちする。
台帳をなにやら調べ始める。
「どうぞあちらで腰掛けてお待ち下さい」
いや、昼前で、一緒に来た家内も気ぜわしく
はやく金を払って帰りたいのだが・・・
子供が「お絵かきしたい」というのを
「急いでいるからダメ」と制止する家内。
で、受付につかつか歩み寄って
「まだですか?」と訊いている。
で、ひたすら端末を叩く受付嬢。
・・・・・・
しばらーくして、工場長らしき人が駆けよってきて
「ponさま、車種は◎◎ではないでしょうか」
と訊ねる。
「そうだとおもう」とpon。
「・・・・もしそうでしたら、あのここは○○○○で、◎◎の受付は二軒隣になります」
「ああそう」とpon
ちっ間違えちまった、と不機嫌な顔になる
で、家人は家人で「なぜそれを早く言わないか」と憮然としている。
いや、間違えたのはこちらなんだが。
しきりに恐縮する○○○○。
いや、間違えたの・・・
で、◎◎に移動するponファミリー
玄関につくと、
「ponさま、どうぞこちらへ」とお出迎え
さっと決済を終え
送り出されるebaponファミリー
帰り道、
「悪質なクレーマーに思われたのかなあ」と悠長なpon夫妻
もしかするとヤクザに間違われた可能性を全く考えないpon夫妻であった。