ponの専攻関連の学会誌は沢山あるけれど
この「現代と親鸞」
ってのはずいぶん期待を寄せている。
(発行 親鸞仏教センター)
センターからも時々電話がかかってくるくらい
愛読しているのである。
「あのponさん、はやく年会費納めて下さい」
・・・・・・
んで、真宗と愛
なんである。
実は、「現代と親鸞」に先を越されたのである。
(ずいぶん前にね)
新聞記事にもなった『歎異抄』試訳「第四条」
慈悲を愛と翻訳しているのだ。
「よくやってくれた」
と思うんだけれど、ちょっと腰が引けている。
「愛」って意味が多重であるってことで
曖昧
しかし、
「概念は明確であっても生命力に欠ける。イメージは、曖昧であるが生命力を持つ」(ユング)
っておいおいあんたは河合隼雄かい。
んじゃ、歎異抄でいう慈悲って明確な概念じゃなかったのかい?
生命力ないんかい、
ってなつっこみはやめて
ponはもう少しそこに宗教哲学的な強度を持たせるんだな。