西方指南抄、どうでしょう

ずしっと重いものが届きました。

正月用に買い求めていた「西方指南抄」です。

(pon寺は正月休みとかないので、元旦から法務に勤しみます)

ponにとって法然さんはひとつの謎で、なぜ彼のような存在が

あの時代に誕生したのか、実のところよく分かっていませんでした。

「突然変異」なんではないか、とも思ったぐらいです(笑


選択集にはところどころレティセンスというか、切り札を伏せたままのところが諸処にあり

頭を悩ますところだったのですが(「順彼仏願故」とかね)、

どうも、法然さんはそこのところ敢えて詳かにしないままの確信めいたものがあって

親鸞法然が思ってもみなかったロジックでそれを証明していますが)

それが、法然の独創なのか、誰か先人から受け継いだ物なのか、はっきりと分からなかった。



んで、選択集にはところどころ、なんでこんなことを言うのかしらん?

ってとこもあり、その辺の裏を調べていましたら

出てきました。

全く想定外のところにヒントが隠されていました。

想定外なんで、ponとこに資料がないのでいろいろ現在渉猟しております。

なるべく広範囲にわたり調べたいので、二次資料なんですが

西方指南抄を買い求めた次第です。

真蹟集成所収本でも読めるのですが、やっぱ原寸カラー版は読みやすいですね〜

(DVDの附録とかいらないからねっていっといたら

テキストだけ売ってくれました)