須弥さん


「画にも描けない」美しさと評判の須弥さんを訪ねて

竹尾山にいって参りました。

(画ではあらわせないので図解)

初対面なので須摩耶くんに紹介してもらい

お美しいご尊顔を拝して、所期の目的は果たした。

そのまま辞去するのもなんなんで

ご本堂落慶の法要と記念事業の「寺宝展」を観覧。

ponが特に観たかったのは

蓮如上人七歳筆の名号

(写真中央 よく見ると三枚の紙を貼り合わせている)

存如の名号を手本としたのか、

筆法を踏襲されている。

(「方」「无」「光」の字)

北西弘氏の『蓮如上人筆跡の研究』によると

「方」の字の書き順に特色があるそうだ。

普通、「ノ」の字から先に書くのだけれど

蓮如上人は「刀」の字の書き順で書いている。

幼児にありがちな書き順とも思えるが

幼少期以降もこの筆法を保持している。


ともあれ

眼福

眼福