ジェリー・マリガンはお好きですか?

家人が寝静まった頃

音の書斎へ行き、アンプを暖め

スクリーンを倒し、

ギネスサージャーのスイッチをいれ

ソファに身を沈め

シャラーに静かに真向かう

(YEBIS缶が邪魔なんだけれど・・・)


そんな時、針を落とすレコードと言えば

ジェリー・マリガン

エストコーストジャズの喧噪から

少し離れた、50年代中頃の演奏を好む

対位法というのか、ズートシムズ等の四管の絡みは絶妙で心地よいけれど

ponはビル・クロウのベースに身を委ねる。

こちらはデーヴ・ベリーのドラムに注目


マリガンのセクステットはピアノレス

それがまた一定の緊張感を与えてくれる


シャラー一本のモノラル演奏だけれど

奥行き感が楽しめる。


レコードはぼろぼろのオリジナル盤(安ものです)

ponのおんぼろシステムにはとても似合っているのだ(笑