藤本淨彦先生古稀記念論文集刊行会編
『法然仏教の諸相』
法藏館, 2014.12
収録論文を紹介します
・西村実則「インド浄土教の発祥地」
・山極伸之「『十誦律』にみられる浄法」
・森山清徹「世親、ヤショミトラとヴァーツヤーヤナ、ウッディヨータカラ」
・薊法明「『摂大乗論』及びその註釈における「経と道理」についての一考察」
・齊藤隆信「中国伝存の『観念法門』と『法事讃』の価値」
・工藤量導「迦才『浄土論』における修道体系」
・村上真瑞和訳「『釋淨土群疑論』巻第一 その３」
・南宏信「義寂撰『無量寿経述記』所引経論に見る思想的特色」
・石上壽應「明末『阿弥陀経』註釈の興隆」
・中野正明「『源空聖人私日記』の編集意図について」
・山本博子「法然と親鸞の遺跡巡拝」
・今堀太逸「戦国期の法然上人信仰と廟堂知恩院」
・宇高良哲「近世初期の知恩院住職と檀林生実大巌寺の関係について」
・米澤実江子「檀王法林寺所蔵袋中良定『摧邪輪抄書』について」
・田中芳道「獨湛著の『當麻曼陀丸寶塔引』」
・藤堂俊英「忍澂『普勸念佛無盡燈會録』」
・東海林良昌「近世末の法然伝」
・江島尚俊「明治期浄土宗における高等教育進学経路の変遷」
・長谷川匡俊「明治の念仏僧・原青民の研究 ２」
・石田一裕「荻原雲来と渡辺海旭の仏典研究」
・齊藤舜健「極楽の衆生の寿量をめぐって」
・柴田泰山「三輩説に関する一試論」
・曽和義宏「感応思想と浄土教」
・河波昌「善導大師における「十地」思想の展開」
・西本明央「『観経疏』に見られる「我」について」
・角野玄樹「『逆修説法』第一七日における『無量寿経』解釈」
・佐藤健「「略選択」文中の「速やかに」について」
・本庄良文「『選択集』第十二章における随自意・随他意説」
・齋藤蒙光「法然上人の『往生要集』観」
・谷本友安「法然上人の三輩・九品往生思想」
・中御門敬教「法然上人の三輩九品説について」
・林田康順「『一枚起請文』の成立をめぐる一考察 下」
・市川定敬「法然遺文における至誠心の諸相」
・井野周隆「明遍との問答における一考察」
・曽根宣雄「決定往生の信をめぐって
・笹田教彰「法然と信心の世界」
・袖山榮輝「法然上人における編集力の一考察」
・郡嶋昭示「聖光の著作活動の目的について」
・澤田謙照「法然教学の現代化−優婆提舎について」
・名島潤慈「法然と山崎弁栄」
・神谷正義「法然教学と共生」
・伊藤真宏「法然研究における文献的課題」
・梶村昇「法然仏教の帰するところ」
・永田真隆「法然仏教における臨終行儀」
・曽田俊弘「対人援助の観点から見た法然仏教 ２」
・西村謙司「『法然上人絵伝』にみる念仏の住まいの様相」
・山本正廣「意味のある消極」の意味
・吉水岳彦「浄土宗における四恩説の受容について」
・宮入良光「近世説法指南書にみる不浄説法観」
・西城宗隆「半月布薩式について」
・後藤真法「授戒会説戒における問題点」
・今岡達雄「仏教倫理と生命倫理」
・何燕生「ポスト災害社会における宗教の役割と死生観のゆくえ」
・名和清隆「事故の「場」における記憶の継承」
・勝木太一「高度経済成長期の労働者家庭における教育支出効果の経済分析」
・浜田直也「日本近代キリスト者の法然・親鸞鑚仰」
・武田道生「ハワイにおける日系宗教の現況と展望」
・加藤智「法然上人の念仏の相続における「三昧発得」」
・水口隆司「キリスト教修道制に関する一考察」
・前田信剛「『神曲』、悔悛の一様相」
・Ｍａｒｔｉｎ Ｒｅｐｐ”Ｈｏｗ Ｄｏ Ｂｕｄｄｈｉｓｍ ａｎｄ Ｃｈｒｉｓｔｉａｎｉｔｙ Ｒｅｌａｔｅ ｔｏ Ｏｔｈｅｒ Ｒｅｌｉｇｉｏｎｓ？”
・Ｃｈｒｉｓｔｏｐｈ Ｋｌｅｉｎｅ ”Ｄｉｓｅｎｃｈａｎｔｉｎｇ Ｍｅｄｉｅｖａｌ Ｊａｐａｎ”
・Ｓｉｍｏｎｅ Ｈｅｉｄｅｇｇｅｒ”Ｃｏｎｔｅｍｐｏｒａｒｙ Ｐｅｒｓｐｅｃｔｉｖｅｓ ｏｎ Ｈōｎｅｎ’ｓ ａｎｄ Ｓｈｉｎｒａｎ’ｓ Ｃｏｎｃｅｐｔｓ ｏｆ ｔｈｅ“Ｓａｌｖａｔｉｏｎ ｏｆ Ｗｏｍｅｎ”（Ｎｙｏｎｉｎ Ｏｊō）”
Ｋａｔｊａ Ｔｒｉｐｌｅｔｔ”Ｈōｎｅｎ Ｍｅｅｔｓ Ｅｌｉｚａｂｅｔｈ”
Ｄｅｎｉｓ Ｈｉｒｏｔａ”親鸞における念仏の行”
Ｕｇｏ Ｄｅｓｓì ”Ｐｕｒｅ Ｌａｎｄ Ｂｕｄｄｈｉｓｍ ｉｎ ｔｈｅ Ｇｌｏｂａｌ Ａｇｅ”
