最近、トマス・ピンチョン全小説の新訳が出たと言うことで
初期短編集『スローラーナー』を買って
早速、研究室例会へ向かう車中で読んだ。
THE SMALL RAIN
主人公「ぶたけつ」レヴィーン通信兵が
ハリケーンで水没した村の救援活動に向かう話だ。
(250人が行方不明)
1957年、ルイジアナ州を襲った"Audrey"(高潮で390人の死者を出した)を背景としているのだろう。
ピンチョン自身、この処女短編をこき下ろしているけれど
ponは愛読している。
研究室は午後4時からはじまり午後9時に終わる。
みな、少し緊張した面持ちである。
地震があったらしい
研究の合間、みな地震の被害を心配していた。
先ほど帰宅し、テレビでニュースを見た。
言葉を失う。