ebaponのエリクソン的結末 上

先代が亡くなって一年たつと、ある調査員の訪問を受けるという話は聞いていたが

よりによって一番忙しい時にお見えになった。

10時にっていったのに9時に来るし・・・

んで、ばんばん書類をコピーし

照合作業

(ponとこは専門の方に事務を任せているので安心なんだが

やはりちょっと不安)

んで、本堂を案内する。

んだけれど、ponが案内するとへんなことをいうから連れ合いが案内した。

へんなことってまあ


・・・・


奉銘板をみながら調査員

「ponさん、5千万寄付したってあるけれど、どこから拠出したのですか」

「ああ、あの時は、大麻の当たり年でしてねぇ〜」

(↑おいおい、おまえはりょくほー寺か)

調査員

「大きなスピーカー沢山ありますが?」

「ああ、あのA4ってのは雅楽用で、

 A5は法話用です」

調査員「ジャイアントボイスってありますが?」

「これは避難誘導用」

調査員「後ろにオートグラフがありますが」

「あれはうけ念仏用」

調査員「うけ念仏?」

「ありがたい法話をきいて思わず出るお念仏じゃ」(と、口調が変わるpon)

調査員「スピーカーが念仏するのですか」

「阿修羅の琴じゃ」

調査員「?

ただの念仏のためにオートグラフを使うのですか」

「ただの念仏じゃない。ただ念仏。

裏書きもある」

調査員「どこに?」

とスピーカを子細に調べる調査員

「なにも書いていないようですが」


「おろかものめ。それゆえに後ろのオートグラフじゃ」