男気

先日の、cello300B邸で聞いた音がまだ耳に残っている。


300Bさんは優男だけれど

決める時は決める

決めたことは譲らない

俠気なんである。



件のサキコロセカンドに針を落としたときも

迷い無く普段聞いているであろう位置までボリュームを回している。

その時のカートがいつものジュビリーより出力の高いCA25であったと気づいても

それは後の祭りであって、一度決めたポジションは己の立ち位置をも意味し

譲ることは沽券に関わる。


男樹である。


奥様もそんなCELLO300Bさんに惚れたんだと思う。


で、文字通り耳を劈く演奏


微動だにしないCELLOさん


で、セント・トーマスの演奏が終わる


でも針を上げない


「ぼうちちさんは次ぎの曲を聴かなくては意味がないといっている」


もう我慢比べである。


・・・・・・


ところで、耳に残った演奏は、実は

TIME OUT の方(もちろんB面。モノラル盤)


トランスとCA25がコラボって

本領を発揮したんである。


トランスはK241D/4629と同等品といわれる

altec Peerless4665


同等といったけれどmasaさん情報によると、K241Dは別格だそうだ

造りも素材も妥協が一切なく採算度外視の逸物。

音もまた別格。

当時の価格は一個10万以上したそうである。


そのCP版である4665でこれだけの音が出るなら

K241Dははたしてどんだけの音が出るのか!

で、奇しくも先日出物が

(k241「Q」はご愛敬)

ponは7,800$応札の用意があったけれど

入札をためらってしまった。


「銘柄は重要、設定はもっと重要」


とのalbappaさんの声がきこえてきたんである。



うん。

そう。

ponにはK241Dは十年早いな。


4665をもう少し掘り下げてみよう。


なんて思い入札を思いとどまる。


(ちょっと「おとこぎ」でしょっ)



ってそんなときに限ってなんでこんな額で落ちるのよ〜



しくしく



↑ありゃ、俠気無いのね