これから生まれてくる人2


運動会


国体開催県なのでどこの学校も強行日程。

でも、子どもたちはおかまいなしに元気に踊る。


(これだけは見てね!と言われた「ヤッターマン・ダンス(ヤッタでゴー!!)」

ebaponは写真を撮って、急いでお寺に戻って彼岸会法要

帰り道すれ違った非双子さん、息子さんのかけっこの写真、しっかり撮れたかな?)



で、きのうの続き


(ここにいない人=他者のことを考えよ、というゾルレン的命題に聞こえます。

ebaponもそう受け取ってきた。ところが、加藤さんは次のように文を続ける)



でも、自分自身が、もう三十年は確実に生きないだろう。ということはだいたい、

「生きることの三分の二」は、終わってしまった。半分以上死んでいる、と感じられるようになると

「死んだ人」「まだ生まれてこない人」こそが、自分の仲間、自分の連帯する相手であると感じられるようになります。

加藤典洋『何でも僕に訊いてくれ』筑摩書房


なるほど、なるほど。


ebaponも「お前はもう半分以上死んでいる」ってケンシロウから言われたことがある。





でも、加藤さんの答えは、


「松坂選手のレッドソックスへの移籍金60億円は、いささか常軌を逸していないだろうか?」


と寄せられた問いに対しての答えのなかの文章なんですけれど(笑



ところで、「他者の問題」「利他」の問題を考えているebaponにとって、これに続く文章はとても大事だ。



「つまり、これは、利他の精神ではなく、自分が薄まりつつ拡大していく、そして、他者とまじりあっていく、というような経験なのですね」



うーーーん。


まさに韋提希のいう「未来の衆生のため」だね。