SP試聴会を影ながら支えてくれたはな虫さん。
試聴会はヴィンテージ機器とヴィンテージなお客さんが集まったので、ヴィンテージを扱わないはな虫さんには何のメリットもない。とても申し訳なかった。
(かろうじて、o社のSPカート安い方をぼうのちちさんが買ったのが唯一の収穫)
ところで、o社からモノラル・SPカート専用のトランスが出るそう。
試聴会が今度あるので、気に入ったら買おうかな。
待望のアルテックのヴィンテージユニットだけれど、明日日本に向けて発送されるとのこと。
年内につくかな。
久々にセンターのMINIMAをスタンドに載せ、レコードを聴く。
アルテック婆なんかに負けないってかんじで、MINIMA嬢は良く歌う。
LPはVPOのバラの騎士。ソプラノは有名なエリザベート・シュバルツコフ。
(COLUMBIA ML2126)
そのまま、MINIMA嬢をセンターとしてSACDマルチで
件のクライバー演奏ものを試聴。
1973年録音だけれど、演奏も歌手も凄い。
MINIMA嬢も主人公の揺れる心を上手く歌い上げる。
(ところで、MINIMA。マイルスのSACDマルチ「カインド・オブ・ブルー」のセンターが苦手。センターにマイルスとポール・チェンバースがふられていて、どうも上手く鳴ってくれないのだ。)
カンカンことオクタビアンを聴いていたら、ファンファンを急に見たくなった。
ジェラール・フィリップ主演の「花咲ける騎士道」はとても面白かったけれど、日本語字幕を消すことができなかったので、リメイク版を改めて視聴。
(リュック・ベッソンが共同脚本となっていたのでどうかなっておもっていたけれど原作に忠実に作られていた)
ヒロイン役は、飾りっ気のない偽ジプシー娘なので、原作のグラマラス女優ジーナ・ロロブリジータに比べ、スペイン娘のペネロペ・クルスは損な役回りだった気がする。
カンヌでは主人公のファンファンを後目にカメラをここぞとばかり集めるペネロペ。
(若くして亡くなったジェラール・フィリップはカンヌ出身だったから、やっぱり注目はファンファン役なんだけどなぁ)
女優魂。