AVアンプをお借りしていろいろ検証しているが
ebaponは、オーディオ再生の中で一番力を入れているのが、SACDマルチ再生。
核となるプレーヤは
旧機種だけれど、marantzのSA-17S1
ebaponのお気に入りである。
フラッグシップ機ではないけれど、造りは堅実。デジタルとアナログ回路を分離し、電源トランスもLED用と分けていたりする。上級機のDAC(HDAMモジュール)を各チャンネルに奢っている。CD再生では片チャン二個使う贅沢さ。
何よりも、SACDのDSDデータをダイレクトにアナログ変換している。
一方、PS3は、DSDをPCM変換してしまっている。ただ、変換に当たって、もてる高性能のCELLをフル活用し、プロセッサーで正確にソフトウェア処理しているのである。(この辺が期待の持てるところ)
PS3はそのデータをHDMIケーブルを通して、リニアPCM 192khzででんそうしている。
ただ、問題は、このようにPS3内部で、64ビット PCM信号を作るのだが、HDMIケーブルでは、24ビットまでしかでんそうできない(らしい)。PS3は、この25〜64ビットの信号を独自の方法で、24ビット伝送のままきこえるようにしているそうである。
写真は試聴用のSACD。特に児玉マリのベートーベン ピアノ・ソナタは、かないまるさんをして、鍵盤が見えるとさえ言わしめたソフトである。
ところで、かないまるさんは、PS3にたいし、筐体の強度アップや絶縁トランスを噛ませるなどいろいろな対策をされている。また音に特化したHDMIケーブルの開発に助言者として参画している。
ebaponはぽん置きのまま、安物のHDMIケーブルで視聴していた。また映像の視聴中にちょっと検証しただけで、これはダメだなと結論を出してしまった。
特に、HDMIケーブルで映像と音声をフルに流すと、特に音声に悪影響があるという。
(その影響を避けるため、アナログで映像を出すと、一般のブルーレイプレーヤはHDMIにも映像データが出力されるのにたいし、PS3では映像データを黒一色にして流しているという。)
ここは少し真面目に対策をしてから、PS3のSACD再生能力を検証していくことにする。
最終的に、PS3が手持ちのSACDプレーヤと同等の再生能力を示したら、
SACDプレーヤはNEBUさんのところに改造に出そうと思っている。
噂では、電源モジュールを第二世代に載せ替えると、飛躍的に音が良くなるそう。
NEBUさんのところで、この改造もできるかな?