犬神人、あるいはカロンの言葉2

ebapon寺のおこう(お講料理)

法話を戴いたご講師はsato先生。

今日は自然法爾の話をされた。

けっして肩に力の入らぬやさしいご法話

奥様は研究室に参加されていて、ボヤッキーn川君と大の仲良し。

板書の中に、先生から、n川君にメッセージが。

ちょっと読みにくいが、

「すまん」

とある。

・・・・・・

ところで、犬神人

清水坂の乱僧といわれれ非人に属している。

             (この辺にebaponが↑)

他阿の『遊行上人縁起絵』をみると、僧形の癩者である。

(写真は既出、「親鸞と被差別民衆」より)

親鸞のご絵伝では、火葬場までの葬列の先払いとして、描かれていると考えられていた。

しかし、犬神人の視線の先にあったのは


親鸞聖人のお墓


犬神人はなぜ親鸞聖人の墓をねめつけているのだろうか。

かつて、この大谷の墳墓には、法然上人の墓があった。

35年前の嘉禄の法難で、法然上人の墓が暴かれようとした。

その手先となったのが、清水寺の乱僧であった。



その地に親鸞聖人の墓が建ったのである