玉虫厨子の謎 番外編2 童子タクシーに乗る

諸行無常 是生滅法」

残りの半偈を聞くために

羅刹に暖肉をほどこさんとする

雪山童子

婆羅門に変じ

「身の皮を紙とし、骨を筆とし、血を墨として書写
するならば、仏の一偈を教えん」

と嘯く羅刹。



身の皮を剥ぎ、それに応じた

楽法梵志

(出典は『大智度論』写真はどちらも玉虫厨子の雪山童子 既出)


ponは


釈迦牟尼仏


「苦行者」であるのか


「一切智者」であるのか


問わんが為、


「玉虫の謎」篇を立ち上げた。



「一切智者」であることを示すことができたら

この一篇は閉じることとなるはずであった。



が、


もうひとつ、とてつもなく大きな問題が出てきた。



ponは新しい次元に身を投じなければならない。



あたかも



アダルトチルドレン

「しちてん童子」が

どうやって工面しているのか

初乗り運賃を握って、タクシーに乗り込み、

何かをもとめるように


そして

スーパータクシーくんがかわるように

ponもかわる。


(マンガはおなじみ『闇金ウシジマくん14』より)