仏教書1000本ノック

マリナーズイチロー、今日のヤンキース戦でさよなら逆転ホームランを含む

4安打。この調子で3割6分台へ打率を上げると、マウアーとの首位打者争いが俄然面白くなる。

メジャー通算2000本達成から、調子を落としていたイチローだったので

ponの読書もペースダウンしていたから、ちょっと大あわてなんである。

ponがこのところ集中して読んでいるのは


「パーリ仏典」


おそろしい経典なんである。

いままで、甘く見すぎていた。

ともかく、量をこなしていかないといけない。

とはいえ、どこから手をつけていいのか、皆目分からない。


そんなとき、良い道案内となるのが

片山一良の『パーリ仏典入門』(大法輪閣


この本で、これから何を読んでいけばよいのかよく分かった。

パーリ原典を翻訳したモノとしては


英国ロンドンのパーリ聖典協会(PTS)によるローマ字本原典とその英訳

PTS版を底本として和訳したのが、戦前に完成した『南伝大蔵経』(65巻70冊)


南伝大蔵経』を読んでいけば良いんだが、ちょっと高い。

(オンデマンド版をぼちぼち購読していこう。)


現在、読んでいるのが前回紹介した、中村元岩波文庫版。

これはPTS版を底本としている。


PTS版をもとにした諸訳も読んでいくんだけれど

それとは違った流れの訳が注意される。

1954年のビルマミャンマー)第六結集版を底本とした

片山一良訳『原始仏典』(中山書房書林 現在14巻まで刊行中)である。



ところで、そのダイジェスト版ともいえる上の入門書なんだけれど

興味を引くいくつかの仏典があった。

その一つが

「沙門果経」

(これはその解説書 アルボムッレ・スマナサーラ

王舎城の悲劇の原典だ。


ちょっと前倒しだけれど、この辺も読んで居るんである。