モノラル試聴会の日。機器が大分暖まってきてA5が歌い始めた
頃を見計らって、レコード演奏家ぼうのちちさんがチョイスしたLPがこれ。
GERRY MULLIGAN meets BEN WEBSTER(VERVE MGV-8343)
テナーの”ススス”、マリガンの強くて深い音色、そしてビネガーの
ウオーキング・ベース!!
ぼうのちちさんが、ご自身のブログ魔法の鏡で次のように仰っています。
マリガンとウェブスターのレコードかけた時かな。
あの瞬間はSPの存在が消えたような錯覚があったと思う。
あの感じはBOSEさんとこで聴いたズート・シムズに近いような感覚というか。
Zoot Sims/Bob Brookmeyer "Tonite's Music Today”
BOSEさんの手にかかると「木こりのズート」が「九州のズート」に変身(寺島靖国談)
BOSE邸襲撃したチーム町内会はこのLPで
返り討ちにあいました。
一足早く、ebaponはジョニー・ホッジスのアルトに撃たれています。
ハイエンド機器を使い、オリジナル盤の深い溝から音楽を引き出しています。
「お盆でもないのに」「アーティストが目の前に、生々しく蘇ってくる」(既出 小太郎さん談)
すでに述べたことですがebaponはBOSE邸訪問してから、
モノラル再生を始めました。
SP一本で勝負とは、いさぎよい!!
って訳ではなく、
ただ一本しか買えませんでした。
何たって、背古井唯安ですもんね。
ともあれ、ジョニー・ホッジスの弟子筋にあたる?
ジェリー・マリガンで、BOSE邸を彷彿させる再生ができたことは
(もちろんebapon独力では到底できないことで、仲間のサポートあってのことですが)
ほんのちょっと、嬉しいことでした。
という訳で、はな虫さんにはちょっとしたプレゼントがあります。
(もちろん背古井唯安からのプレゼントなのでご用心)