大竹晋

ponが瞠目した俊英、大竹晋

(サマーズじゃないよ)

竹村牧男の門下生である。

ブログの最初のほうで、一度触れているが

ponの宗教哲学にとって、資するところ多大な研究を著し続けている。

30代半ばにして新国訳の訳注をまかされており

(インド撰述部 釈経論部 既刊『十地経論』)

いよいよ本丸の『法華経論・無量寿経論』に攻め入っているのである。

曇鸞から浄土真宗まですべてが俎上にあげられている。

(詳細は「解題」をみてね)

竹村『大乗起信論』のからみから菩提留支について精緻に研究されており、その視点から山口益さんの『世親の浄土論』を批判し、あたらしい『世親の浄土論』を上梓する計画もあるそうだ。

ともあれ今後の動向に最も注意すべき存在であることは間違いない。