死者と私

終戦記念日。いつか記念式典を観てみたいのだが、

この日はいつも盆参りで駆け回っている。



他者/死者/私


(写真は末木文美士『他者/死者/私』岩波書店内田樹『他者と死者』海鳴社


ebaponはずっと「他者=死者/私」を考えてきたようである。

末木の言う「私」には問題を感じるが、ラカンレヴィナスの仕事は重んじてきた。



「何故無限を問うのか」


「そこに他者(死者)が山と積まれてあるから」




最近、加藤典洋の『何でも僕に訊いてくれ』を読んでいて

(内田先生のはまだこれからです)

他者(=死者)/私の構図に少し広がり、奥行きが見えてきた。


八月の残りを、そのことを考えることに費やしていく。


(加藤さんのレヴィナスハイデガーについての件は示唆に富んでいます)