先日の所長巡回。
例会は通常、スタッフ4人体制で執り行われるのですが、
一人は身内に不幸、一人は大学の講義と重なり
2人で何とか凌ぎました。
発題者二人ともきちんとした発表をしてくれたので
その点は、助かりました。
ebaponが例会で大切にしているのは
このブログでもたびたび紹介しています
加藤典洋さんの言葉。
「(批評が意味しているものは)誰がどこからでも、
何の予備知識なしにも、誤った先入観に立ってでも、
そこに参加し、もし何も知らなければそのことを
思い知らされ、もし誤っているならその誤りに気づかされる、
そういう自由参加のどこからでもはじめられる言語のゲームが
この世にある、ということだ(『僕が批評家になったわけ』)。」
言語ゲームとはまた
「本を一冊も読んでなくても、
百冊読んだ相手とサシの勝負ができる、
そういうゲームだ。」
ebaponはそういう場を作ることを大事にしている。
いわばこんな感じ。
だからって、膝蹴りは禁止。