2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ひぃ〜さんのウツボ2 6本指の猫をめぐって篇4

ponにとってスピルバーグはNG第二次大戦4部作は観たくもない。(太陽の帝国、1941、シンドラーのリスト、そしてプライベートライアン)ただ、最後の作品の冒頭20分間は観る必要があった。オマハ・ビーチにおけるノルマンディー上陸作戦の戦闘シーンである…

ひぃ〜さんのウツボ2 6本指の猫をめぐって篇3

ponがまだ、東京で「20世紀少年」的生活をしていた頃、よく銭湯に行っていた。(写真は昨日の朝日新聞夕刊から) 「おはらしょうすけさんはあ〜」と極楽気分のpon。と、突然「おい、坊主。桃太郎の指の数は何本か知っているか」と訊ねられる。吃驚して咳き…

癋見

朝、お参りに出ようとするところを連れ合いから呼び止められ「お雛様を出すのを手伝うこと」と命じられる。重い箱だけ急いで運んで、お勤めに。 帰ってくるとできあがっていた。下の娘は大喜び。 連れ合いは「小さいのが楽で良いね(絵でもいいし)」↓ と。 …

ひぃ〜さんのウツボ2 6本指の猫をめぐって篇2

「指が六本あるんじゃないか」 絶頂期のフィニアス・ニューボーン・jrの演奏を目の当たりにした日本の作家はそう独りごちた。 BBキングが「Blues Boy」と呼ばれ、まだ駆け出しの頃、その演奏のバックを父フィニアス・ニューボーン・シニア(ds)と弟カルヴィ…

ひぃ〜さんのウツボ2 6本指の猫をめぐって篇

うーーーんひぃ〜さんならこの題みただけで、あとの展開がわかっているのだろう。部屋でエリンギを愛でながらひひひと笑っている姿が見える。 しくしく (気を取り直して)ひぃ〜さんて、魚類に例えるとうつぼ(いかん、いかん。これもひぃ〜さんの思うつぼ…

ebapon's amazing system

「シカゴでALTEC211売りに出ているな」とまだ、アルテックショックが抜けきらないebapon。先日もA4(210)のコピーがオークションで出ていて横目でため息をつきながら見ていた。(無事落札されたようですね。おめでとう御座います)まあ、ため息ついてい…

メメントモリ 生と死の狭間で

林立する蠟燭 それもひとつひとつ 吹き消され 残された最後の一本 それも吹き消されると何も見えない でも、よくよく 目をこらすと あ eveさん プレゼントありがとう

u先生の置きみやげ RCA VICTOR篇

赤で囲んだのが RCA VICTORのイコライザーカーブ上段には 「RCA VICTOR (OLD)」と表記されている。下段は 「RCA VICTOR (H.M.V)NEW」とあり、さらに 「RIAA CURVE」とある(よく知らないのですが、上段に「ターンオーバー:800Hz、ロールオフ:−10dB」と…

デビュー

下の娘、満を持してバレエ界へデビュー ちょっと緊張した面持ち この教室は、生ピアノや英会話も取り入れているそうで 興味津々です。 カエルの双子ちゃんの友達もできました

u先生の置きみやげ デッカ篇

(DECCA用 ペーパーナイフの上部分 ※ebaponの覚え書きです)デッカは4枚ほどDECCA2205 BOB CROSBY “SUMMERTIME”(BOB CROSBY'S THEME SONG) “WHAT'S NEW” 18535 LIONEL HAMPTON “HALF A LOVE IS BETTER THAN NO LOVE” “NOW I KNOW” 23639 LIONEL HAMPTON “…

本当は怖いぼうのちちさん

「誕生日が近い○金のぼうのちち君と呑みなさい」 と叔父貴がスコッチを贈ってくれた。 (○の中に何が入るか) (もとは、お堅い銀行マンだったけれど、お得意様 訪問時 よろけて玄関口を破壊してしまったことがもとでクビになったそうです。←半分実話) とい…

u先生からの置きみやげ

u先生にponのへっぽこSPコレクション何枚かお分けしたらお礼に、SPレコード40枚ぐらい置いていった。「好きなの選んでね」 ということで、まずコロンビアからセレクト。(マッキンのC8Sはレコードコンペンセーター機能がありますが、余り使っていなかった…

Oxford Reading Tree

上の娘のたっての希望で、英会話教室に行かせることに。英語教育はponの仕事だったのですが、お役ご免。プロの手に委ねることに。しくしく。 で、CD教材の予習が必要と言うことで、CDラジカセを買う。上の娘が帰ってくる前に、買ったばかりのラジカセを箱か…

ザルツブルクの小枝

大岡昇平は、1953年ロックフェラー財団の奨学資金を受け、アメリカ・ヨーロッパへの留学の旅に出た。その旅の途中、由縁のハライン塩坑下りをした。モーツアルト生誕の地、オーストリア、ザルツブルグ州でのことである。ザルツブルグはその名の示すとおり「…

ALTEC603を探し求めて

わざわざ東京まで、アルテック603を探しに行かれたu先生。二カ所でその所在を確かめ、一店舗で、現物の音を聞いた。(Jensenの後面開放箱 603B入り)いまいち、先生の求める音ではなかったようで、ふたたびebaponのとこのを聴きに来た。是非レコードの音で確…

思索のフラグメント

魔法の鏡で一世を風靡したぼうのちちさん少しだけ心残りがあるそうである。20代、影響を受けた思想家達のことである。その筆頭が「林達夫」 (ponは林達夫から鶴見俊輔の『思想の科学』へと導かれた。だから林達夫は読み返すことはもう無い) 左翼擡頭の世…

「聊齋において怪異譚を記す」

写真は、尊者衆賢(しゅけん)の阿毘達磨順正理論(有部擁護のため、世親の倶舎論を破斥した書) 昨日は、サボサボ君の「アビダルマ講義」 サンスクリットの読み間違いをチェックされながら、なんとか輪読は進んでいく。 (ebaponとしては、何とかして、アビ…

白黒

「美味しいのはクロでした」

神童

「私は音楽だから」 写真は「ぶた」という名の豚の人形。そういえば、「ぶージー」という名のぶージーこと、ぼうのちちさんから何か音楽漫画はないか、訊ねられていた。 ebapon一押しは、さそうあきら『神童』(全4巻 双葉社) すでに映画化されているし、…

不確かな展望4

にっちもさっちもいかなくなったebaponファミリー周囲の温かいご助言と、励ましでかろうじて首の皮一枚で踏みとどまっています。今日は、ご紹介とお勧めを受けてセラピーを受けに行きました。クリニックは閑静な住宅街の一角にありました。いかにもクリティ…

犬神人 補遺

(18禁です)聖人(源空=法然)、往生十五年ののち、後堀河の院の御宇、嘉禄三年の夏、山僧せん議していはく、専修念仏を停廃すべし。ただし、その根本たるによりて、まづ源空のおほたにの墳墓を破却して、かの死骸をかもがはにながすべしと。云々。奏聞…

不確かな展望3

昼で仕事が終わったので、家族四人で、B市の公園までお弁当(サンドイッチ)を持って出かける。行きの車の中連れ合いの携帯が鳴る。妹さんからの電話のようで、肩に力の入らぬ穏やかな話しぶりである。(しばらく、こんな普通の会話を家庭内で交わしてないな…

不確かな展望2

土曜の午前中、ebapon娘はピアノの個人レッスン。今日は特別に、レッスンを早めに切り上げ、じっくりと話し合う時間を設けてくれた。連れ合いは、教室の外で待っていたので何を話していたかは分からない。終わりの時間になり、家内が迎えに教室に入ったとた…

不確かな展望

子供の反抗期や祖父母の過保護はにわかにはクリアできそうにないので、長期戦になります。連れ合いも、子供相談所に電話で問い合わせ、アドバイスをもらい少し落ち着いてきています。来週はカウンセリングをebaponも一緒に受けに行きます。(アル中治療は冗…

犬神人、あるいはカロンの言葉 終章

カロンは、エウメネス幼少期の従者(奴隷)。エウメネスは、アレクサンドロス大王の書記官である。カロンは架空の存在(漫画『ヒストリエ』岩明均 の登場人物)であるが、そもそも古代ローマ(幼少期の舞台はギリシャであるが)の奴隷で歴史上名を残したのは…

封印されたピアノ

三年前から、家内とebapon娘は二人三脚でピアノの練習に励んできた。朝、六時から40分の練習、夜は寝る前の40分。もともと才能がないので努力の上でなりたっている腕前。「うまくなったらグランドピアノかってあげるからね」と家内には珍しい言葉も出た…

犬神人、あるいはカロンの言葉 4

河田光夫によれば、犬神人は「火葬を見ているんじゃないんです。当時、犬神人の葬式での職能というのは、どうも輿をかつぐところに限定されるようですが、そういう職能とは関係なく、ここに来ている」、と。 (既出『親鸞と被差別民衆』)ebaponは、親鸞と犬…

クールでレトロなキャビネット

ponがALTEC603と一緒に買ったキャビネット。素姓の分からないレトロ・キャビネットと記されていた。いらなかったら、落札価格から150ドル引いて払ってくれ、って言われたものだ。どうもよさげだったので、無理して購入。 エンクロージャ内を観てはな虫さ…